こんにちは!さくら訪問マッサージ 烏丸院 スタッフです。
秋になると食べたくなる定番食材、さつまいも。
10月13日は「栗(九里)より(四里)美味い十三里」からとって「さつまいもの日」だそうです。
甘くてほっこり美味しいだけでなく、実は健康や美容に役立つ成分がたっぷり含まれています。さらに、意外と知られていない歴史や豆知識も多いんです。
この記事では、さつまいもの健康効果とちょっとマニアックな雑学をご紹介しつつ、東洋医学におけるさつまいもの効果についてもお届けします。
さつまいもの健康効果
1. 腸に優しい「食物繊維+ヤラピン」
さつまいもを切ると出てくる白い液体「ヤラピン」。
これには腸のぜん動運動を助ける働きがあり、豊富な食物繊維と組み合わせて便秘予防に役立ちます。
2. さつまいものビタミンCは加熱に強い
通常のビタミンCは熱に弱いですが、さつまいもではでんぷんに守られるため壊れにくいのが特徴。美肌や風邪予防に効果的です。
3. むくみ予防にカリウム
カリウムが余分な塩分を排出し、むくみや高血圧対策に。外食やインスタント食品をよく食べる人におすすめです。
4. ダイエットの味方、低GI食品
さつまいもは血糖値の上昇が緩やかな低GI食品。甘みがあるのに太りにくく、ダイエット中のおやつや主食の代わりにもなります。
あまり知られていない!さつまいもの豆知識
1. 原産地は南米だった
日本では「薩摩」の名がついていますが、実は中南米原産。沖縄を経由して薩摩に広まりました。
2. 甘さを引き出すのは“70℃の魔法”
さつまいもが甘くなるのは、でんぷんが酵素によって麦芽糖に変わるため。特に70℃前後でじっくり加熱するのがポイントです。
3. 江戸では“非常食”だった
飢饉や火事で食糧が不足しても、荒地でも育つさつまいもがあれば命をつなげました。江戸の人々にとって、さつまいもはまさに「防災食」だったのです。
4. 花はめったに見られない
条件がそろわないと咲かないため、畑で見られるのはかなりレア。咲いた花はアサガオにそっくりです。
5. 茎や葉も食べられる
芋だけでなく、つるや葉っぱも炒め物や煮物に。戦後の食糧難を支えた歴史もあります。
コラム:東洋医学とさつまいもの効果
東洋医学や薬膳において、さつまいもは「【五味】甘」、「【五性】平」、「【帰経】脾・胃」にあたります。
消化・吸収に関わる臓腑に作用する甘味の食材のため、胃腸が弱っている時や便秘の時におすすめです。
また、脾はエネルギー(気)を作る臓なので、季節の変わり目で体調を崩しやすい時や、なんとなく重だるくてエネルギー不足の時にもいいですよ。
平性(体を冷やす・温めるのどちらでも無い性質)の食材のため、体が火照りやすい人・冷えやすい人、どちらでも対応できて◎です。
・五味…食べ物の味を、酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛い)の5つに分けたもの。五臓(肝・心・脾・肺・腎)と深く関係するとともに、作用も表す。
・五性…食材を、体を温めるもの、体を冷やすものなど性質で分けたもの。漢方では、熱性・温性・平性・涼性・寒性の5つ。
・帰経…五味と臓腑の関係を表したもの。酸であれば肝・胆と関係があり、肝が弱っている時は酸味の食材が適している。
まとめ
さつまいもは、
- ・腸活
- ・美肌
- ・むくみ予防
- ・ダイエット
に役立つ健康食材であり、江戸庶民を支えた「歴史の証人」でもあります。
次に焼き芋をほおばるとき、ちょっとした豆知識や江戸の人々の思いを重ねてみると、より深い味わいを感じられるかもしれません。